ユニクロ

日頃衣料品を必死で買い漁るタイプではないのですが消耗品はそうもいきません。というわけで久しぶりにユニクロに行って来ました。JR新宿駅新宿タカシマヤタイムズスクエアの中間に新宿南口店があります。数年前の勢いはありませんが場所柄いつもそれなりに混雑しています。最近のユニクロは一時期のブームが終了した余裕というか落ち着きみたいなものが感じられ店員も自信を持って以前にも増して前向きな姿勢でお客様に対応しているように映ります。ユニクロと言えばローコストと多色性が売りみたいな印象がありますが、果たして中国などのアジア地域での大量生産、現地スタッフを徹底教育することによる品質管理であのコストパフューマンスを維持することは可能でしょうか?今日私はその因果関係について少し感じたことがありました
私は靴下コーナーの前で悩んでいました。50色以上はあるであろう同じ品番の靴下の前で迷わないわけがありません。壁の陳列棚に彩度や明度まで考えて理路整然と並べられた靴下の壁はまるで新品の水彩絵の具のようでそれ自体が美しいインテリアとして機能しているわけです。地方都市のスーパーなどの店内出店でしたらそれほど出店費用がかかるとは思えませんが大都市の一等地などでは莫大な出店費用が必要なはずです。原価償却もそう簡単には進まないでしょう。しかしインテリアやエクステリアはそれなりのセンスが要求されるはずです。そこであくまで私の推測ですがいかに内装費用を抑えてセンスある店内を演出するかという問題に商品の多色性を生かし、それを壁に装飾することで解決したのではないか?と思うのです。アウター、インナー、ボトムスと季節によって当然扱う商品、つまり材質も異なるわけですからインテリアも同調して変化するわけです。まさにポップアート、ニューヨークの街角で見かけるくだもの売りの陳列ケースのようですね
綺麗なカラーズに囲まれてゆっくりショッピングに集中できる(最近は有名芸能人のポスターが少しうざいですがw)環境を創意と工夫で整えたことが今のユニクロの繁栄を象徴しているのではないかと思います
というわけで4足980円の靴下を買って帰りました