祝・芥川賞受賞

http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20050113it12.htm
芥川賞作家の方をモーヲタと呼ぶのは大変失礼なんでしょうかw後藤さんのファンの間では常識だったようですがなんだかんだ言ってすごいです。過去の記事を拝見していると最近素晴らしかった映画に澤井信一郎監督の『17才 旅立ちのふたり』を挙げておられるんですから話のわかる方です
一般的な世論ではやっと阿部和重さんが受賞したかといった印象があるそうで彼の実力がついに文壇界の重鎮を動かしたという解説がなされています
勉強不足で恥ずかしいですが名前くらいしか私は知りませんでした。過去の記事などを拝見していると思わぬ作家の名前を挙げられていたので私も嬉しくなりました。彼が『アメリカの夜』という小説を書き上げる際に後藤明生の作品を参考にしたという記事を発見したんですよね。今は亡き後藤明生ですが私にとっては後藤先生だったわけです。つまり、大学時代の恩師だったんです。そんな些細なことですけれど微妙に親近感が湧きました。とういわけで『シンセミア』でも読んでみようかと本屋を覗いてみると上下巻で4000円近くするんですよね。悲しいかなすぐには手がでません。早く文庫本にして下さいよ
芥川賞作家のあやや記事。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~perrier/highpower/asahi.jpg
彼の論評は村上龍さんとはまったく違う目線であり、私たちファンにしてみれば上質な絹のようなやさしさに満ち溢れています