午後の紅茶CM『好きです。紅茶が「春」』編

気ぃがぁつけばそばに
あなたが居た
いつまでも♪

『好きです。紅茶が』の続編。春ってことで大学の同級生3人が登場するのである。1人はまったく同じカリキュラムを選択してどんなときも一緒に行動しているっぽい女友達。あとの2人は男。1人は行動派で積極的などちらかというと体育会系のノリで4人の中心的存在。もう1人は大人しくて知性的な真面目タイプの好青年
その仲良し4人組で講義終了後、海へと繰り出す。たぶん海へ行くのを企画したのは行動派の彼で、彼のスカイブルーの左ハンドルのキャンバストップで海岸線をドライブ。彼が運転する隣の助手席にはもちろんあやや
海辺に到着後、砂浜で午後の紅茶を飲みながら楽しく雑談しているといきなり積極的な彼に後ろからギュッと抱きつかれる。戸惑うあやや。映ってはいないが隣にいた2人も何が起こったのかわからなく唖然とした様子に違いない。そして不意にもう1人の男友達と目が合うあやや。恥ずかしいような助けてほしいような微妙な表情で。最後はやっぱり「アアアァー!!」と海に向かって叫ぶあやや
OA中のCMを観るだけではここまでしか読み取れない。詳しい設定は午後の紅茶|ソフトドリンク|商品情報|キリンへどうぞ
仲良しグループの目の前で抱きつくなんてありえねー!!ってのはさておき、ロイヤル編のバロック調あやや、アラビアの踊り子風あややインパクトがあって松浦亜弥という素材をうまく使ってたと思うが個人的にはこのCMのほうが好き。キャラクター依存から脱出し、ごく普通のCM女優みたいな扱いを受けたことがハロプロファンとしては嬉しい。インスタント焼きソバ、プリンター、CS放送、お菓子のCMとは違ったあややが見れる。インパクト勝負でコミカル性を追求することがこれまでのあややCMの演出方法だったような印象がある(紳士服はそうでもないけど)。その枠を始めて打ち破ったのが前回の「好きです。紅茶が」編(id:campariorange:20050315)。更に物語性を前面に押し出して同世代の共感を呼び込もうとしたのが今回の春編なのかなと思う
もちろん今回のメインショットはシンノスケに抱きしめられて、ヤストと目が合う瞬間。実はアヤはヤストのことが好きだったのではないか?ちょっと待て、ならアミの立場はどうなるのよ?なんてサイドストーリーまで自然に頭に浮かんでくる、当然続編を期待してしまう名CMでした。ちなみにシンノスケの好物はカレー、ラーメン、ハンバーグ。なかなか女心をくすぐる手強い設定。ただの強引なイケイケキャラじゃないところがヤストにとってもピンチ
ところでみんなが気になっているであろう最重要事項。『気がつけばいつも〜Take Me Please!〜』はあややの新曲としてリリースされる日が来るのか?キリンサイトには2フレーズしか載ってない。これで完成品ならば残念ながらシングルCDとしてリリースは無理なのだが、つんく♂さんのことだからその気になれば後付とか余裕でやっちゃいそうだ。もし出せば前作越えは確実だし。大ヒットすれば去年から続いてきた脱アイドルサイボーグ計画が完成するような気がする
この流れは最近の矢口さんの怒涛のバラエティー出演ラッシュネタとうまく繋げられそうだが私としたことがほとんど観ていないのが残念。数が多すぎてチェックする気力が萎えた。何があったのか?ってつまり娘。を脱退したってことだけど、その前にバラドルは強力な敵が多いからもう一皮向けないと後に繋がっていかないような気もする。最終目標はバラドルの聖地、ロンドンハーツの格付けで梨花さん並みのつっ込みをもらうことかな。安めぐみさんですら格付けでは玉砕っぽいからね