DVD『モーニング娘。第六感ヒット満開!CONCERT TOUR 2005 SPRING』

一昨日書いたように個人的な注目ポイントを

『直感〜時として恋は〜』

アルバム『第六感』の中でもっとも好きな曲。少数派だったと思う、たぶん。おそらく『独占欲』とか『声』、『レモン色とミルクティ』の3曲の中からお気に入りを見つけた人が多かったんじゃないかと
ドラ等を使ってゴージャスなイントロから始まるこの曲。赤が基調の照明になって私が勝手にイメージしていた演出id:campariorange:20041209:p1とかなり似ていたから少し嬉しかったってのもあるね
「逃した魚は大きぞ!」の振り付けが地引網を引いてる。うん、この単純さ、最高。あと3回目の「そうだ!そうだ!そうだ!まったく〜」で一世風靡セピア(古)を全員でやってたりする。この観ているだけですべてを忘れさせてくれるような陽気さ、アホっぽさこそが娘。の真髄。こういう曲をハイテンションでこなせるから他のバラードが生きてくる
途中ガキさんが叫び過ぎて良い意味で浮いちゃってるところがある。『ラヴ&ピィ〜ス』でもとんでもない高い声で客を煽っていた。彼女は只者じゃないね。テンションが高くなると彼女は面白い。他の曲でも顔の表情を観ているだけでコッチも楽しくなる。本当に娘。が好きでライブが楽しくて仕方ないんだなってのが伝わってくる
メインステージとサブステージ2箇所の計3箇所に分かれて踊りまくったり、まさにライブの為の曲って感じがする。あれはサブステージに囲まれたセンター席にいたら観客としては最高だろうなと羨ましく思う。1万までなら出せる、って1万じゃ無理かw
さらに局地的な見所は、2番Aメロの「かわいい行動♪」のフレーズで映る道重さん。人間離れしたかわいさ。あのポーズ(脇を締めて、手を後方に伸ばした感じ)をかわいい系に仕上げてくるとはさすがだと感心した。あれ、狙ってやってるのなら彼女は特A級のアイドルで間違いない。あと愛ちゃんのソロパート「あるわけないじゃん」における非常にムカツク歌い方。人を小馬鹿にする歌い方が本物になってきた。嫌味な顔が洗練されてきた。これ褒め言葉ね
シングルカットしてPVを見てみたいなどと贅沢なことも求めてしまうが、やっぱりコンサだからここまでの躍動感が出るんだろう。サブステージを上手く活用したってのも大きい。今後もずっと歌い続けてほしいなと思う。そうすることで、この曲はモーニング娘。新時代の恋レボになりえる曲。いやそうなってほしい

『【メドレー】そうだ!We're ALIVE〜DANCEするのだ!〜レモン色とミルクティ〜春の歌〜「好きだよ!」そうだWe're ALIVE』

メドレーと言えばウィアラってのが私の中では定着してきた。それは置いといて「、、、好きだよ!」がかなり良かった。3rdアルバムに収録されているR&B。それをよっすぃ、梨華ちゃん、愛ちゃんの3人で歌い、後半に全員と合流するパターン。矢口さん脱退前の公演では春の歌からの流れで4人で歌ったのかな?そのあたり詳しくはわからない。少し声がノッテいかない感じもするが私の心に響いた。是非ともフルで聞きたかった。公演途中のパート割変更という試練を乗り越えたことによる自信みたいなものも感じられる
今後もこういう実力が如実に試される曲もドンドンやってほしい。初期からのファン、7期からのファンと区別するのはあまり好きではないんだけれども前者には懐かしさ、後者には新鮮みを与える、そんなデュアルビームを発射できるのはモーニング娘。だからこそだと思う

その他

愛ちゃんのMCっていうか曲紹介ってたぶん安倍さんを手本にしている、ってのに気付いた。間違ってはいないと思うんだけど、もう少し肩の力を抜いて自分らしさを前面に出してもいいかな。迷ったら、まず模倣から始めることは大切だけれど、そこから新しい感触を掴むことが最終目標
実は私が一番面白かったのはおまけ映像。昼公演終わったあと、ステージ下の通路の入り口で先輩達を一生懸命で迎える久住小春ちゃん。なんかキョロキョロしながら無心に「おつかれさまでした」って言ってる姿がたまらなく愛しい。ステージが終わった先輩達はヘロヘロになりながらも笑顔で応えるんだけれども、どうしてもおざなり感を醸し出してしまう。しかし、それが逆に先輩っぽい態度として私の目には映る。そういう両者を観てるだけで最高に幸せになれる。自称縦社会フェチの報告終わり