廃墟

私は高校卒業後地元を離れ親友だった彼とも連絡が取れずに月日が流れました
この前実家に帰省したとき久しぶりに彼の家を訪ねることにしました。1本電話入れれば良かったのですが何故か恥ずかしく直接訪問することに。しかしそこには昔の面影がまったくありませんでした。看板を取り去った跡、埃で薄汚れたガラス、空気が抜けた自転車が数台、彼と彼の家族が今どうしているかまったくわかりませんが店を閉店したのは事実のようです
29日になるといつも彼とあの日に食べたステーキを思い出します