愛情イッポン!

前回、あまりにもストーリーが平坦過ぎてつまんないみたいな感想を書きましたが訂正します。この煮詰めすぎていない感が癖になりました。どちらかと言うとハードボイルドなドラマが好きな私はすぐ今後の展開を予想したり、途中でストーリー展開に納得できない部分が発生するとテレビ情報誌などを読みあさったりすることこそがドラマを楽しむ醍醐味だと思っていた私にとって、こういう楽しみ方もあるんですよって教えて頂いた気分です
なんか仰々しい書き方になってしまいましたが、つまるところ肩に力を入れないで観るドラマも結構楽しいものなんだってことです。あややが主演していなければたぶん観ていないでしょう。さらに突っ込んで主演があややでなくても全然問題ないドラマだと思います。あややシリアス路線が好きな私には確かに物足りなさを感じていました。しかし確実に見終わった後に爽快感みたいなものが残るのですね。これは「次回はどういう展開になるのか?」なんて余計なことを考えなる必要がないので頭の中をそよ風が通り抜けている感じ。ほぼ一話完結というシナリオが大成功しているような気がします。ですから良いタイミングで主題歌を流すことができ、相乗効果として画面と音楽がお互いを引き締めあってるのかなと思いました。登場人物に余計な個性を植えつけないのも故意なのかな?なんて思ってしまいます
モロにオリンピックでの柔道競技に乗っかったドラマですが(来週はやり過ぎw)こんなにも汗臭くなく熱血漢のないさわやか柔道ドラマ。これはこれでええやん、って感じです
(個人的には石川亜沙美さんにもう少し出番を)