後藤真希3rdアルバム『3rdステーション』の一曲目、『エキゾなDISCO』

快作の予感
つんく♂さんと平田祥一郎(SHO−1)さんと言えば『白いTOKYO』。最近だと『独占欲』が思い浮かびますが新たな伝説が生まれようとしています。これを1曲目に持ってきたということもそれだけ自信作の証拠なんでしょう。これまで、ごっちんアルバムを購入したことのない私が偉そうに語る必要はまったくないわけですが「後藤真希」という素材を生かしきった素晴らしい曲だと感動してしまったので思わず主張してしまいました
なんどかリピートするうちにどこかで聴いた事のある曲だなと考えた結論は、ドラゴンボールZのエンディングテーマ『でてこいとびきりZENKAIパワー』。それはさておき後藤真希さんって何でもできる人なんですね。この曲をコンサで生歌披露するのは果てしなく困難だと思われますが彼女の新しい才能を発掘したという意味ではたとえ会場でお披露目がなくてもファンはこの曲を大切にしてくれるに違いありません。もしもこのPVを制作したなら『横浜蜃気楼』っぽいものをイメージしてしまいます。これからの後藤さんの楽曲の大まかな背景を無理やり分類するなら上海ユーロビート?なんていい加減な言葉でしか表現できない自分の限界点がせつない。葉巻を咥えた豚とカエルがハンティング帽を被ってブラックジャックを楽しんでいる、その傍らには人間の美女がワイン片手に微笑んでいる、そんなイメージ。あー余計にわからないか
そういった雑多で淫靡な世界観をソフィティケートされた極上のアイドルポップスに変換するパワーを後藤真希さんは着々と自分のものしようとしているような気がします
アルバム曲だからウィスパーボイスという遊びができるのであればその方向性は間違っていないように思います。今後も注目注目

3rd ステーション

3rd ステーション