松浦亜弥新曲『気がつけば あなた』

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200508/gt2005080302.html
うん?!うーん?
なんか違うよな。あややのファン層って今年に入ってから劇的に変化した、っていうか意識的に促進剤を注入して変化を促したはず。プロモーションビデオがガッツリ付録になるとはさすがに思わなかったけれど、新曲の延長線上にある映像だと確信していたのになあ
確かにANNを映像化っていうのは聞こえもいいし、ファンにとっては新鮮、観たい人も多いとは思うんだけれど販促に繋がるかっていうと微妙。購買層が恐ろしく広がらないような気が。結局シングルVが生命線なんだろうな
ハロプロにおけるシングルV売上の重要性。他のアーティストとの間に白くて高い壁が見えた気がした。24時間限定でサンボマスターの『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』のPVをフルで公開していたソニーミュージック オフィシャルサイトを観ながら思った(もう終了ですけれど)

FM YOKOHAMA公開放送イベント

先週の土曜日久しぶりに現場の空気を味わった。簡単にレポ
イカーがあればな〜と痛感しながら最寄り駅の始発電車に乗る。いつも思うことだけど始発電車って異様な空気がある。終電車とはまた違った人生を背負ってる人が一両に5,6人、シートに深く深く腰掛けている。まあ私もその中の1人ってことで文庫本を読みながらチラチラ周囲を観察
外の景色はかなり明るくなっていて早朝のまったりした街並みがガラス窓を通り過ぎていった。現地につくと6時ジャスト。わあー甘かったよ、すでに200人以上いたw「何やってんだこの人達w」と思いながら最後尾に座ってみる(昨夜の11時の時点で50人近かったとあるブログで読んだw)。思ったより20歳以下に間違いないと思える人も多くて若干私は浮いてたかも。まあ自分も年齢より若く見られるタイプなので同化する自信はあった
途中でノートが廻ってきて番号と名前を書き込んでくれってことだった。これはもちろん主催者の意志ではなく先頭付近の現場慣れした人が統制をとる為にやってくれたらしい。こういう仕事はさすが百戦錬磨のヲタだなと感心。一応300人までが観覧OKという告知で、それに洩れた人は後方から覗いてもいいけれど娘。を観れる保証はありませんよっていう感じだった。私は200番台後半。まだ入場できないフロアを覗くとイスに座って正面からゆっくり観覧できる人は先頭から50人くらい。もうこの時点で半分諦めた
整理券の配布が予定より1時間繰り上がって、再集合までに3時間近く時間がある。もちろん、コンビニで朝飯を買って山下公園へ直行した。そう、快適な時間潰しができるという確信があったから今回無理して参加したってのもあるかな。山下公園には以前遊びにきたことあったけれど赤レンガ倉庫には一度も行ったことがなかった。結構距離があったけれど海を見ながら散歩するのは心地良い。苦もなく時間を潰すことができたっていうか朝の横浜中華街をぶらぶらしている途中で時間が足りなくなったほどだ
そんなわけでDJブースのある横浜トヨペット・ウエインズ山下公園店に規定の時間より少し遅れて入店した。あぁぁ〜ほとんど見えない予感。娘メンバーが登場するまではまだみんな床に座ってるし、ボードとか団扇も上がらないけれど、その瞬間が来たらこの状況は一変することが容易に想像できる。もうチラッっと愛ちゃんの顔が見れればいいやと自分を納得させてみる
そして、ついにその時がやってきた。入店してから2時間半後ってのはどうなのよという不満も消し飛んだ。一斉に人垣がワーッと前になだれ込みそうになった。私も一瞬ひるんだけれど隙間から辛うじて3人の顔を確認することができた。3人ともかわいい。やっぱアイドルだわ。なんか知らないけれど輝いてる
ノリが良いDJさんの影響もあってか、愛ちゃん、ガキさん、れいなの3人とも笑顔でハキハキとしゃべってるように見えた。まあ周りの奇声のおかげで私には何しゃべってるかまったく聞こえなかったけれど・・・


自宅に帰って来てから参加したイベントの音源を聞く瞬間って楽しいよね。観客の叫び声も現場で聞くとウザイものだけれど音源で聞けばこいつら面白いなってことになる。久しぶりに間近で、それも交通費だけで生モーニング娘。が観れて大変満足。いろんな意味で盛り上げてくれた現場の達人達に感謝。DJさんにも感謝

DVD『モーニング娘。第六感ヒット満開!CONCERT TOUR 2005 SPRING』

一昨日書いたように個人的な注目ポイントを

『直感〜時として恋は〜』

アルバム『第六感』の中でもっとも好きな曲。少数派だったと思う、たぶん。おそらく『独占欲』とか『声』、『レモン色とミルクティ』の3曲の中からお気に入りを見つけた人が多かったんじゃないかと
ドラ等を使ってゴージャスなイントロから始まるこの曲。赤が基調の照明になって私が勝手にイメージしていた演出id:campariorange:20041209:p1とかなり似ていたから少し嬉しかったってのもあるね
「逃した魚は大きぞ!」の振り付けが地引網を引いてる。うん、この単純さ、最高。あと3回目の「そうだ!そうだ!そうだ!まったく〜」で一世風靡セピア(古)を全員でやってたりする。この観ているだけですべてを忘れさせてくれるような陽気さ、アホっぽさこそが娘。の真髄。こういう曲をハイテンションでこなせるから他のバラードが生きてくる
途中ガキさんが叫び過ぎて良い意味で浮いちゃってるところがある。『ラヴ&ピィ〜ス』でもとんでもない高い声で客を煽っていた。彼女は只者じゃないね。テンションが高くなると彼女は面白い。他の曲でも顔の表情を観ているだけでコッチも楽しくなる。本当に娘。が好きでライブが楽しくて仕方ないんだなってのが伝わってくる
メインステージとサブステージ2箇所の計3箇所に分かれて踊りまくったり、まさにライブの為の曲って感じがする。あれはサブステージに囲まれたセンター席にいたら観客としては最高だろうなと羨ましく思う。1万までなら出せる、って1万じゃ無理かw
さらに局地的な見所は、2番Aメロの「かわいい行動♪」のフレーズで映る道重さん。人間離れしたかわいさ。あのポーズ(脇を締めて、手を後方に伸ばした感じ)をかわいい系に仕上げてくるとはさすがだと感心した。あれ、狙ってやってるのなら彼女は特A級のアイドルで間違いない。あと愛ちゃんのソロパート「あるわけないじゃん」における非常にムカツク歌い方。人を小馬鹿にする歌い方が本物になってきた。嫌味な顔が洗練されてきた。これ褒め言葉ね
シングルカットしてPVを見てみたいなどと贅沢なことも求めてしまうが、やっぱりコンサだからここまでの躍動感が出るんだろう。サブステージを上手く活用したってのも大きい。今後もずっと歌い続けてほしいなと思う。そうすることで、この曲はモーニング娘。新時代の恋レボになりえる曲。いやそうなってほしい

『【メドレー】そうだ!We're ALIVE〜DANCEするのだ!〜レモン色とミルクティ〜春の歌〜「好きだよ!」そうだWe're ALIVE』

メドレーと言えばウィアラってのが私の中では定着してきた。それは置いといて「、、、好きだよ!」がかなり良かった。3rdアルバムに収録されているR&B。それをよっすぃ、梨華ちゃん、愛ちゃんの3人で歌い、後半に全員と合流するパターン。矢口さん脱退前の公演では春の歌からの流れで4人で歌ったのかな?そのあたり詳しくはわからない。少し声がノッテいかない感じもするが私の心に響いた。是非ともフルで聞きたかった。公演途中のパート割変更という試練を乗り越えたことによる自信みたいなものも感じられる
今後もこういう実力が如実に試される曲もドンドンやってほしい。初期からのファン、7期からのファンと区別するのはあまり好きではないんだけれども前者には懐かしさ、後者には新鮮みを与える、そんなデュアルビームを発射できるのはモーニング娘。だからこそだと思う

その他

愛ちゃんのMCっていうか曲紹介ってたぶん安倍さんを手本にしている、ってのに気付いた。間違ってはいないと思うんだけど、もう少し肩の力を抜いて自分らしさを前面に出してもいいかな。迷ったら、まず模倣から始めることは大切だけれど、そこから新しい感触を掴むことが最終目標
実は私が一番面白かったのはおまけ映像。昼公演終わったあと、ステージ下の通路の入り口で先輩達を一生懸命で迎える久住小春ちゃん。なんかキョロキョロしながら無心に「おつかれさまでした」って言ってる姿がたまらなく愛しい。ステージが終わった先輩達はヘロヘロになりながらも笑顔で応えるんだけれども、どうしてもおざなり感を醸し出してしまう。しかし、それが逆に先輩っぽい態度として私の目には映る。そういう両者を観てるだけで最高に幸せになれる。自称縦社会フェチの報告終わり

DVD『モーニング娘。第六感ヒット満開!CONCERT TOUR 2005 SPRING』

個人的には『LOVE IS ALIVE!』を観た時と同じくらい興奮。曲目が新鮮、武道館が新鮮、メンバーが新鮮。そう、まさに新生モーニング娘。のステージだなぁと嬉しくなった。矢口さんが抜けたってことで、演じる側と見守る側にひとつの共通認識が生まれた。演じる側が「生まれ変わった娘。を見てください」と伝えるアクションを起こすまでもなく見守る側は完璧な心構えを持って臨める。それは矢口さんという全盛期の判りやすいシンボルが卒業ではなく脱退という特異な形態で双方の目の前から消えることで判りやすい区切りを創造してくれた。こう考えると娘。の転換期の象徴として矢口さんもまた犠牲になってしまったのではないかなと考えてしまう。しかし、矢口さんもモーニング娘。もその不運な出来事をポジティブに作用させていますので安心してね、と視聴者に捉えてもらうべく一生懸命やっている心意気が感じるから結果的には良かったんじゃないかと思うことにしている



まず、初っ端の『THE マンパワー!!』ですごい迫力を見せつけられる。もうね「コレ、コレ!」って感じになる。さらに『浪漫〜MYDEARBOY〜』でヒートアップ。どの曲でもそうだがメンバーが皆楽しそうなんだよね。伸び伸びと歌ったり踊ったりしていて緊張感というものを感じない。これはリーダー吉澤さんの力かなと思う
そして『独占欲』。ミキティのラップで鳥肌立たなかった人はいないんじゃないかな、現場にいた人もDVDを鑑賞した人も。上手いヘタはこの際どうでもいい。吹っ切れたミキティの凄さってものを感じた。さらによっすぃが触発されたように被せてくる。やっぱり、モーニング娘。って「アイドル」にカテゴライズすべき集団じゃないよね。唯一「モーニング娘。」というカテゴリーを独占している集団だよな
しっとりとした『涙が止まらない放課後』のあと、ガキさんのソロから始まる『声』、今の10人を想定して作られたような『ラヴ&ピィ〜ス!』、カントリー娘。だけの『色っぽい女〜SEXYBABY〜』ではみうなが輝いてた。良い意味でも悪い意味でも当時あの曲は梨華ちゃん色だったから自分達が主役でこれだけの大観衆の前で一曲歌えることは感慨深いものがあったんだろうな
『ふるさと/高橋愛Ver』、『直感〜時として恋は〜』、『すき焼き』とまさに私にとっては夢にまで見た映像。アルバム『第六感』に愛着のある人だったらたまらない場面。観るのがもったいなくなって途中で一時停止を押したくなる、それほど私にとって内容の濃いコンサDVDだった。一つの要因としてすべての曲に誰かの見せ場があるってことが凄い。選曲の勝利
もちろん、主役は石川梨華さんなんだけれどアンコール以降の卒業の瞬間までをメンバー揃って盛り上げていくって感じがしなくて「あくまで私達全員が主役ですよ」って印象。石川さんもそれを快く承諾して、気がついたら手紙をファンの前で読む時間になってた、そんな素晴らしいコンサートだったと思う

さて、個人的にもう少し深く触れたい曲があるんだけどもう2回くらい見返してから書く方向で