集団と個

そんな彼女の写真集「アロハロ高橋愛」は彼女にとって2冊目です。前回と比べて大きな違いは水着ではなく顔のアップが多いというのが第一印象でした。出版社もカメラマンもコンセプトも違いますし一概に比較はできませんが前回の2倍は確実にあります
全身写真の顔と比べるとまったく違う表情をしているんですよ、被写体として自信がある証拠だと思います。すごくいい顔に写っていますから(偏見アリ)w
本体のアロハロが出た直後に自分だけハワイの個人写真集が発売されるんですからいくら鈍感な彼女でも「何故私だけ水着を着てハワイ撮影なんだろ」という疑問を「特別扱いされてる。期待されてるんだ」という答えに導くのは容易なはずです。それを自信に繋げるという大仕事をやってのけたんじゃないかなと思います
写真集なんて購入したの初めてですからこれ以上は私が何を言おうとまた妄想の世界に突入してしまうのでw終わりにします
それよりメイキングが入ったDVDがこれまた秀逸な作品で何度みても新しい発見がありヲタ冥利につきます。ヲタやってて良かったなあと・゜・(ノД‘)・゜・。思う瞬間ですね
彼女がハンモックでお昼寝するシーンがあるんですがそこで彼女が「きゃはっ」って笑う場面があるんですよ。この何気ないセリフがこのDVDのキモですね。彼女のファンならわかって頂けると思いますが。自分だけだったら嫌だなwキモイなw
こういった撮影はモデルの日常というか素顔をいかにアピールできるかだと思うんですが当然撮影前にスタッフから「できるだけ自然に笑顔を絶やさず肩の力を抜いて」といった注意事項が耳タコぐらい繰り返されているはずです。彼女も頭の中で理解して撮影に臨んでいるはずです。「素を演じる」という大変高度な仕事ですよ。素人にはお奨めできないですねw
撮影も順調に進み(1日で撮影。時間軸に沿って彼女の1日を撮影した演出。チャプター間に時計表示アリ)夕方4時頃の撮影が「ハンモックでお昼寝」です。流石に朝からの撮影ということで疲労困ぱいな状況でしょう。そこで「ハンモックでお昼寝」ですよ、普通に肩の力が抜けて横になりたいのが人間の本能だと思います
しかし普通に素に戻ってしまっては愛想のない映像になってしまうなと感じた彼女が放った言葉が「きゃはっ!」
これが彼女の本性なのかもしれません。しかし私は彼女がこういうキャラクターとしてファンに受け入れられているだろうという予測のもとに演じた結果だと思います。そう彼女のプロの部分です。妄想が激しいですか?いいですよね?w何故か一番印象に残ったシーンでした
そして最後に彼女が船上で夕陽をバックに語るシーンがあります
台本通りだったかもしれません。ある程度のシナリオだけは最初から決まっていたかもしれません
そこで出てきた言葉が「私はみんな(メンバーとかスタッフ)に甘えているから1人の時こそしっかりしなきゃ」という面白みのない言葉でした
ヲタ解釈としては「もうすぐソロ活動を視野に入れた発言か!」となるんでしょうが明らかに集団の中での自分とソロの自分を使い分けたいと考えているんじゃないかと思いました。母体にいる限り自分は成長できない性格であって(悪いのは自分)集団に帰属することで流されてしまう自分を客観的に認めている発言です。それだけでも成長ですがその現状打破をソロ(個)としての活動に限定しているんですね。集団では協調性とか妥協が必要です。チームワークのいい部署は当然成績もよく効率的でもあり自分が持ってる能力以上を発揮できる場合もあります。しかし彼女はそこに自分の成長がないんじゃないかと考えてる気がします。個人の素晴らしさは成長を加速させる環境におかれることで得るものが多いのは確かですが逆に脆弱性も持ち合わせています。そこを彼女が理解した上で彼女の発言が集団ではなくソロ活動に重点をおいたと解釈するなら素晴らしいことだなと感動しました
プロ意識を持っているのか17歳の我侭なのかはわかりませんがそんな曖昧で掴み所のないイメージで捉えていると突然素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるところが彼女の持ち味というか嬉しい裏切り行為なんですよね、そこが高橋愛の魅力でありモーニング娘。の魅力でもあるかなと思っています


  • 乱文失礼しました。最後の文脈がグダグダになってしまいました